育児書メモ 小3までに育てたい数学脳 高濱正伸
小3までに育てたい算数脳 高濱正伸 算数オリンピック委員会理事
私は、「できる子の親はどうしているかが知りたい。」
そのヒントが、あったので、紹介したいと思う。
p172 言い間違いを放置する
まず、根本的にお母さんとお父さんが間違った言い方をしないこと。そして使い方に不安があるときはすぐに辞書を引くという習慣をもっていることが大前提です。
p173
まず、言語の倫理性ということでは、ごく普通の論理性が重要で、具体的には子供が間違えた言い回しをしたときにお父さんお母さんがすぐ修正をかけてくるというのが第一です。いい間違えとか失礼だとかそういうことも込みで、ちょっとした間違いでも見過ごさず、さっと言い直させます。
たとえば、子供は嬉しいと楽しいのいい違いみたいなことをしょっちゅうします。それを見逃さないことです。「ケンケンガクガク」などといったときに、「ケンケンゴウゴウかカンカンガクガクでしょう。辞書引きなさい」と即座に指摘したり。作文で、「僕は昨日運動会が朝から始まりました。」なんていう係結びの間違いなどを、「それじゃあ意味わかんないわよ。ちゃんと直しなさい。」とすぐに言い直させたりしているかどうかです。
p171
ところが、やらない家庭だと徹底してやりません。お母さんが、あなた言ってることわからないわよ。というべきところで、こういうことがいいたいのね、こうでしょ、こうでしょ、と手を差し伸ばせすぎているのだと思います。
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p164 NGワード 「バカじゃないの」
これは最悪ですね。
お母さんが「ばか」という言葉を使った時点で、言われた子は一生勉強好きにはなれなくなります。一回で「ジ・エンド」の言葉だと思います。