読書メモ うちの子、どうして同じ服ばかり着たがるの?ジェイナ・マーフィ
赤ちゃんのなんでだろう?がたくさん詰まった本♪疑問が解けてスッキリします😊それに学習効果が期待できる遊び方が紹介されていて参考になりました。
一部抜粋
p48 どうしてダンボールで遊びたがるの?
学習効果のある遊び方
⚫️子供と箱の位置関係を「実況中継」して、位置や場所を示す言葉を教えましょう。
⚫️絵の具やサインペンを使って、一緒に箱に色をぬりながら、色の名前を教えましょう。
⚫️ひとつの箱でさまざまなことをして見せて、子どもの創造性を刺激しましょう。箱を横に寝かせて洞穴に見立てれば、子どもはそのなかにもぐってクマさんになれます。逆さまにして、上になった面に黒いサインペンで輪を描けば、箱はたちまちガスレンジに変身しておままごとができます。
⚫️先のことを考えるのはこの時期の子どもには難しいのですが、「もしこよ箱が宇宙船(船、飛行機)なら、何を持って入る?」とたずねて、考える練習をさせてみましょう。子どもがバックにもちものをつめて「乗り物」に乗るのを手伝ってもいいでしょう。
※こどもの興味のありかを見つけよう。
ありふれた箱で子どもが遊ぶのを観察していると、子どもが何に興味をもっているかがわかり、一緒に遊ぶときにどんな機会を作ればいいかわかります。もし、子どもが箱のなかに隠れるのが何よりも好きなら、別の日には椅子にシーツをかけてテントにしてみましょう。などなど。
p59
⚫️どうしておもちゃを並べたがるの?
子供の遊びを研究する人々がときに「パターナー」と呼ぶタイプの子どもがいます。パターン別に分類分けするのが好きな子どもです。
区分け、順序立てら分類に優れた子どもは、将来、高い知能を示すかもしれません。幼児期における関連付けの能力や、もの同士の関係を、理解する能力は、成長後のIQの高さを示すひとつの指標になることがわかっています。
ハワード ガードナー博士の率いる研究チームは、ものの数や量ではなく、種類や、状態を問うことで知能をはかるべきだ、と提唱しています。
だ か ら
※さまざまな能力をのばす助けにしよう
たとえば、同じ意味を持つ言葉を考えさせてみましょう。さまざまな種類の木の葉や花を集めて、大きさ、かたち、色ごとに分類させてみるのもいいでしょう。あるいは、親戚の写真を集めてコラージュにし、どのいとこが、どのおじさん、おばさんの子どもかを判別させてもいいでしょう。
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他にも分類分けに好きのゲームがふたつ紹介されていました。